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冷凍・冷蔵ラベルは「貼るタイミング」で決まる

冷凍食品やチルド商品のラベルで、「店頭に並べたら端が浮いてきた」「結露で剥がれてしまった」というトラブルは少なくありません。
実はこの問題、「冷凍対応のシール」を選べば解決する……という単純な話ではありません。最も大きな分かれ目は、「いつ貼るか」です。
常温で貼ってから冷凍するのか、冷凍された状態に貼るのか
糊(粘着剤)は、貼った瞬間に相手の面になじんで密着することで力を発揮します。ところが低温になると糊が硬くなり、この「なじむ」動きが難しくなります。
常温で貼ってから冷凍する場合は、貼った時点でしっかり密着しているため、比較的選択肢が広がります。一方、既に冷えた面・凍った面に直接貼る場合は、低温下でも初期密着するよう設計された糊が必要になります。
もう一つの難所、結露と霜
冷蔵庫から出した商品の表面に水滴がつく「結露」も、ラベルにとっては大きな敵です。水の膜が糊と面の間に入ると、密着を妨げてしまいます。冷凍庫では霜がついていることもあり、この場合はさらに難度が上がります。
さらに、紙のラベルは水を吸ってフニャフニャになったり、印刷がにじんだりすることも。水が絡む環境では、ユポ(合成紙)やPETなどのフィルム系素材、あるいはラミネート加工を検討するのが一般的です。
相談前に整理しておきたい3つ
印刷会社に相談するとき、次の3点が分かっていると提案の精度が格段に上がります。
① 貼るタイミング:常温で貼ってから冷やすのか、冷えた状態に貼るのか
② 貼る対象:フィルム袋なのか、プラ容器なのか、紙箱なのか(面の材質と形状)
③ 保管・流通の温度帯:冷蔵(約5度)なのか、冷凍(マイナス18度以下)なのか。途中で常温に戻る場面があるか
丸研の「特冷シール」という選択肢
丸研特殊印刷では、冷凍・結露の環境向けに密着性を高めて設計された「特冷シール」をご用意しています。食品衛生法のポジティブリストに対応し、バイオマスマークも取得しています。
ただし、どんなシールでも「これを選べば絶対大丈夫」というものはありません。実際の適性は、貼る対象・貼るタイミング・保管温度の組み合わせで変わります。だからこそ、実物でのテスト貼りをおすすめしています。
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